この記事では、ドライヤーから温風が出ない時の対処法についてご紹介します。
この記事をご覧のあなたは、
- お風呂上がりにドライヤーを使おうとしたら温風が出なくて困っている
- 直したいとけれどどうすればよいのかわからない
とお困りの状態だと思います。
結論としては、修理のプロではない限りできる対処法はほこりの除去のみです。
綿棒や歯ブラシを使って、吸い込み口や吹き出し口のほこりを除去してみてください。
そうすると温風が出るようになる場合があります。
本文では、ドライヤーのほこり除去のやり方について詳しく解説していきますね。
ドライヤーから温風が出ない時の対処法は?
それでは早速、ほこりの除去のやり方について詳しく解説していきますね。
用意するもの
ほこりを除去するのに用意するものは以下の3つです。
用意するもの
- 綿棒
- 歯ブラシ(捨ててもいいもの)
- 掃除機
吸い込み口のほこりの取り方
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1プラグを抜く
まずは、電源をオフにしてコンセントから電源プラグを抜きます。
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2ほこりを取り除く
歯ブラシや綿棒などを使ってほこりを掻き出します。
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3内部のほこりを掃除機で吸い出す
内部に溜まっているほこりを掃除機で吸い出します。
※取扱説明書で掃除機使用不可となっている場合は行わないようにしてください。
吹き出し口のほこりの取り方
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1プラグを差す
先ほどとは逆にコンセントにプラグを差します。
ノズルが外れるドライヤーの場合は外しておきます。
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2ほこりを取り除く
冷風を出しながら歯ブラシや綿棒などを使って、ほこりを吹き飛ばすようにほこりを取り除きます。
マイナスイオンの吹き出し口のほこり除去も忘れずに
パナソニックのドライヤーのようにマイナスイオンの吹き出し口などがある機種は、その吹き出し口のほこりも除去します。
外観も綺麗に吹き上げて、ほこり除去は完了です。
次の章では、ドライヤーから温風が出ない原因についてご紹介します。
ドライヤーから温風が出ない原因は?
ドライヤーから温風が出ない原因は主に2つあります。
- サーモスタットの作動
- 温度ヒューズの溶断
サーモスタットの作動
サーモスタットは、火傷や火災などの危険を防ぐために設計された装置です。
この装置は、機器が過熱すると自動的に温度を下げる機能を持っています。
温風が出ない原因がサーモスタットにある場合、一定時間が経過すると再び温風が出るようになるのが特徴です。
そのため、ほこりを適切に除去するとサーモスタットの正常な機能が回復し、温風が出るようになる可能性が高いです。
温度ヒューズの溶断
火傷や火災を防ぐ装置としての機能はサーモスタットと似ていますが、温度ヒューズは溶断する点で異なります。
この温度ヒューズが溶断されると、交換するまで温風が出ることはありません。
温度ヒューズの交換には、下の動画のように機器の分解とはんだごてを使用する技術が必要です。
一般の方には難しい作業ですので、修理に出すか新しい製品に買い換えるかの2択になると思います。
次の章では、ドライヤーから温風が出ない時の修理代についてご紹介します。
ドライヤーから温風が出ない時の修理代はどのくらい?
ドライヤーから温風が出ない時の修理費用については、保証期間内と保証期間外で異なります。
保証期間内であれば、修理費用は無料になることが多いので、まずメーカーに問い合わせることをお勧めします。
一方、保証期間外である場合の修理費用は、故障の程度や構造によっても異なりますが、一般的には5,000円前後が目安となってくるようです。
5,000円あれば、人気のサロニアのドライヤーを購入できてしまいますね。
修理費用と新しいドライヤーの購入費用を比較して、どちらが経済的に合理的かを考慮する必要があるかもしれませんね。
ドライヤーの寿命は?
ドライヤーの耐用年数は一般的に3〜4年とされています。
これは、高級ドライヤーであっても同様です。
その理由は、基本的な仕組みが変わらないためです。
温風が出ないという不具合の他に、以下のような問題が発生している場合は、特に注意が必要です。
- 焦げ臭い、または変な匂いがする
- 風の強さが弱くなっている
- 動作が不安定で、止まったり始動したりしている
- 変わった音がする
これらの兆候が見られる場合は、火災の危険につながる可能性もあります。
そのため、安全を最優先に考え、新しいドライヤーへの買い替えを検討してくださいね。
まとめ
以上、ドライヤーから温風が出ない時の対処法や、温風が出ない原因・修理代について解説しました。
ドライヤーから温風が出ない時にやるべきことは、ほこりの除去です。
ほこりを除去しても温風が出ない場合の修理には専門的な技術が必要です。
またドライヤーの耐用年数は3〜4年程度ですので、耐用年数を超えている場合は安全性も考慮して買い替えを検討してみてくださいね。