この記事では、ドライヤーから温風が出ない時の対処法についてご紹介します。
この記事をご覧のあなたは、
- お風呂上がりにドライヤーを使おうとしたら温風が出なくて困ってる
- 直したいんだけどどうすればいいんだろう?
という状態だと思います。
修理のプロではない限りできる対処法はほこりの除去のみです。
綿棒や歯ブラシを使って、吸い込み口や吹き出し口のほこりを除去してみてください。
そうすると温風が出るようになる場合があります。
本文では、ドライヤーのほこり除去のやり方について詳しく解説していきますね。
この記事でわかること
- ドライヤーから温風が出ない時にやることはほこりの除去
- ドライヤーの吸い込み口と吐き出し口のほこり除去のやり方
- ドライヤーから温風が出ない原因はサーモスタットの作動か温度ヒューズの溶断
- ドライヤーから温風が出ない時の修理費用は5,000円前後
- ドライヤーの耐用年数は3〜4年
これらについて詳しく解説していきますね。
ドライヤーから温風が出ない時の対処法は?
ドライヤーから温風が出ない時にまずやることはほこりの除去です。
綺麗にほこりを除去してあげるだけで温風が出るようになることがあります。
ほこりの除去のやり方について詳しく解説していきますね。
用意するもの
ほこりを除去するのに用意するものは以下の3つです。
用意するもの
- 綿棒
- 歯ブラシ(捨ててもいいもの)
- 掃除機
吸い込み口のほこりの取り方

step
1プラグを抜く
まずは、電源をオフにしてコンセントから電源プラグを抜きます。
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2ほこりを取り除く
歯ブラシや綿棒などを使ってほこりを掻き出します。
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3内部のほこりを掃除機で吸い出す
内部に溜まっているほこりを掃除機で吸い出します。
※取扱説明書で掃除機使用不可となっている場合は行わないようにしてください。
吹き出し口のほこりの取り方

step
1プラグを差す
先ほどとは逆にコンセントにプラグを差します。
ノズルが外れるドライヤーの場合は外しておきます。
step
2ほこりを取り除く
冷風を出しながら歯ブラシや綿棒などを使って、ほこりを吹き飛ばすようにほこりを取り除きます。
マイナスイオンの吹き出し口も忘れずに
パナソニックのドライヤーのようにマイナスイオンの吹き出し口などがある機種は、その吹き出し口のほこりも除去します。
ついでに外観も拭き上げて綺麗にしておきましょう。
以上で、ほこり除去は完了です。
ドライヤーから温風が出ない原因は?
ドライヤーから温風が出ない原因は主に2つあります。
温風が出ない原因
- サーモスタットの作動
- 温度ヒューズの溶断
サーモスタットの作動
サーモスタットとは、火傷や火災などを防ぐための装置のことです。
熱くなりすぎると温度を下げる働きをします。
時間が経つと温風が出るようになるのが特徴です。
サーモスタットの作動が原因の時は、ほこりを除去すると直る可能性が高いです。
温度ヒューズの溶断
火傷や火災などを防ぐ装置という意味ではサーモスタットと同じですが、溶断される点で異なります。
切断されてしまっている状態なので、新しい温度ヒューズに取り替えるまで温風は出ません。
温度ヒューズを交換する方法はあるのですが、分解してはんだごてを使ったりしないといけないので素人には無理です。
修理に出すか買い換えるかの2択になると思います。
ドライヤーから温風が出ない時の修理代はどのくらい?
ドライヤーから温風が出ない時の修理費用ですが、保証期間内・保証期限外で異なります。
保証期間内の場合は無料になる場合がほとんどかと思いますので、まずはメーカーに問い合わせてみてください。
保証期間外の場合は、故障の程度にもよりますが5,000円前後かかってくるようです。

5,000円あったら人気1位のサロニアのドライヤーが買えてしまいますね。

「超高級ドライヤーが2年で壊れた」みたいなケースを除いて、買い換えることになるのではないでしょうか。
ドライヤーの寿命は?
ドライヤーの耐用年数は3〜4年と言われています。
これは高級ドライヤーでも同様です、仕組み自体は変わらないからですね。
温風が出ない不具合以外にも、
- 焦げ臭い、変な匂いがする
- 風が弱くなった
- 止まったりついたりしている
- 変な音がしている
といった不具合が出ている方は、火災の危険もありますので買い替えを検討してくださいね。
まとめ
以上、ドライヤーから温風が出ない時の対処法や、温風が出ない原因・修理代について解説しました。
まとめ
- ドライヤーから温風が出ない時にやることはほこりの除去
- 吸い込み口と吐き出し口のほこりの除去方法
- ドライヤーから温風が出ない原因はサーモスタットの作動か温度ヒューズの溶断
- ドライヤーから温風が出ない時の修理費用は5,000円前後
- ドライヤーの耐用年数は3〜4年
ほこりを除去しても温風が出ない場合は、火災の危険もありますので無理して使わないようにしてくださいね。