生まれも育ちも北海道の筆者は、ランドセルを小学校3年の時に卒業しました。
小学校の6年間ランドセルを使っていた同級生ってほとんどいなかった記憶なんですよね。
当時それが普通だと思っていましたが、それって実は北海道だけなんですよね。
ちょっと興味が湧いたので、北海道でランドセルを使わない理由について調べてみました。
理由が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
北海道でランドセルを使わない理由は?
北海道でランドセルを6年間使わない理由は「慣習」
内地の小学校では6年間ランドセルを背負うのが当たり前ですが、北海道では6年間ランドセルを使わない学校も多いです。
北海道でランドセルがあまり使われない理由について調べてみましたが、はっきりとした理由は見つかりませんでした。
考えられる理由としては、北海道という過酷な雪国ではランドセルの使い勝手が悪かったんでしょうね。
- 昔のランドセルは撥水性もなく雪国では痛むのが早かった
- 1kg以上もあるランドセルを背負って除雪もままならない雪道を歩くのは大変
- ランドセルの隙間から雪が入って教科書やノートがびしょ濡れになる
- モコモコダウンを着る時はランドセルよりショルダーバッグの方が楽
こういった背景にプラスして、伝統やしきたりを重んじる習慣があまりない北海道の自由でおおらかな県民性が相まって、ランドセル離れが進んでいったのかもしれませんね。
しかし、それならば入学当初からランドセル以外のバッグを使う方が実用的なんですけどね。
実際、旦那が通っていた京都の地域では「ランリュック」だったみたいですし、小樽では「ナップランド」が採用されていますしね。
通過儀礼としてランドセルを背負わせるというあたりも、北海道の自由な県民性の表れなのかもしれませんね。
筆者も小学3年生でランドセルを卒業
かく言う札幌育ちの筆者も、小学3年生の頃にはもうランドセルを使っていなかったと記憶しています。
高学年になるとランドセルを背負っている子は珍しく、
- まだランドセル使ってるの?
- 小6にもなってダサくない?w
みたいな雰囲気は実際ありましたね。
これは20年以上前の話なので、今の多様性を重んじる時代では、このような風潮はきっとなくなっていることでしょう。
ピカピカのランドセルは妹のおさがりに
他の地域では『ランドセルのお下がりはありえない』と言われることが多いですが、私の家では状態が良かったランドセルを妹がお下がりとして使いました。
それでも、妹も2年ほどで使わなくなりましたから、合わせて4年間の使用でした。
2万円もしなかったランドセルでしたが、親の立場になってみると6年間使わないのは確かに贅沢に思えますね^^;
通う小学校で使わなくなるのがわかっているのであれば、イオンの半額セールなどを利用して購入するのがお得だと思いますよ。
関連記事>>イオンのランドセル半額セールはいつ?型落ちをお得に買う方法について調査!
北海道では体操着もないし上履き指定もない
北海道の小学校における独特の文化は、ランドセルの使用にとどまらず、体操着や上履きにもその特色が見られます。
本州の多くの学校では、指定された体操着や上履きを使用するのが一般的ですが、北海道ではこれらに対するアプローチも異なります。
まず、本州では体操着を着て体育をするのが当たり前ですが、北海道の小学校には体操着という概念がありません。
体育の授業がある日は動きやすい服装で登校して、そのままの服装で授業を受けます。
また、本州では白いバレエシューズを履くのが一般的ですが、北海道の小学校では普通のスニーカーを履いて校内で過ごします。
筆者の小学校では「底が白いスニーカー」であれば特に指定はありませんでしたね。
自由とか個性の尊重とか言うと聞こえはいいのですが…
同級生が可愛い服を着て登校する中、年中ジャージを着せられることがコンプレックスだった筆者に言わせると、「みんな同じでいいんじゃない?」と思わないでもないんですけどね^^;
まとめ
以上、北海道の小学校の本州との違いについてご紹介しました。
もちろん、北海道といっても広いので、今お話しした内容とは異なる小学校もあると思いますが、お子さんを持つ親御さんの参考になりましたら幸いです。