喪中のお正月に初詣や年賀状を控えることは広く知られていますが、初日の出についても控えた方が良いのでしょうか?
この記事では、喪中の時に初日の出を見に行く行為が不謹慎かどうかについて調べてみましたのでご紹介します。
この記事でわかること
- 喪中の時に初日の出を見に行くのは控えた方がいい
- 喪中の人を初日の出に誘うのはケースバイケース
- 喪中のお正月にしてはいけないこと5つ
喪中の時に初日の出を見に行くのは控えるべき?
喪中の時に初日の出を見に行くという行為は、どちらかというと不謹慎な行為にあたります。
喪中とは近親者を亡くした後の悼みの期間を指し、この間はお祝い事や派手な行事を控えるのが一般的です。
初日の出は「めでたいもの」の象徴であり、喪中の本来の意味に反すると捉えられるからです。
しきたりを尊重するのであれば、初日の出を見に行くのは控えた方がよいかもしれませんね。
喪中の人を初日の出に誘ってもいい?
喪中の人を初日の出に誘うもの、どちらかというと控えた方が良い行為になります。
喪中の期間中に初日の出を見に行くことを非常識と考える日本人も多いからです。
ただ、初日の出を見ることが気持ちの切り替えになることもあるので、一概に不謹慎と言い切れないところもあるんですよね。
相手がしきたりに縛られず柔軟な考えを持つ方であれば、プレッシャーをかけないようにお誘いしてみると良いかもしれません。
喪中のお正月にしてはいけないこと5つ
喪中の期間中には、初日の出だけでなく、お正月に関連する以下のような行為も避けるべきとされています。
- 初詣
- お年玉
- 正月飾り
- 年賀状・新年の挨拶
- 年越しそば・おせち料理
初詣
喪中の期間中は、神社や寺への初詣を控えることが一般的です。
初詣は新年を祝う行事であり、喪中の慎みの期間とは相反すると考えられるためです。
お年玉
喪中の家庭では、お年玉を配ることも控えることが一般的です。
お年玉はお祝いの意味合いが強いため、故人を悼む喪中の雰囲気にそぐわないとされます。
正月飾り
門松や鏡餅などの正月飾りは、新年を祝うためのものです。
喪中の家庭では、これらの飾り付けを行わないことが多く、故人を静かに偲ぶ雰囲気を保ちます。
年賀状・新年の挨拶
喪中の人は、年賀状を送らず、代わりに喪中はがきを送ることで、喪に服していることを周囲に伝えます。
また、新年の挨拶も控えめにすることが望ましいとされています。
年越しそば・おせち料理
年越しそばやおせち料理は、新年を祝うための食事です。
喪中の家庭では、これらの食事を控えるか、あるいは簡素化することが一般的です。
これは、喪中の期間中はお祝い事を控えるという伝統的な考え方に基づいています。
まとめ
以上、喪中の時のお正月の行動についてご紹介しました。
この記事でわかること
- 喪中の時に初日の出を見に行くのは控えた方がいい
- 喪中の人を初日の出に誘うのはケースバイケース
- 喪中のお正月にしてはいけないこと5つ