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物欲がなくなる年齢は30代?心理的な理由についても!

物欲がなくなる年齢

この記事をご覧のあなたは「最近物欲がなくなってきたな」と感じているのではないでしょうか。

筆者も30代に入ってから、昔はよく買っていた服や趣味のモノを見ても「買わなくていいかな」と感じることが多くなりました。

これが「歳を取ると物欲がなくなる」現象なのかもしれないと感じています。

この記事では、物欲がなくなる年齢や心理的な理由について考察してみたいと思います。

歳をとるにつれて新たに生まれた欲求についてもご紹介しますね。

わたしの物欲がなくなった年齢は30歳だった

物欲がなくなる年齢は人により異なりますが、筆者は30代に入ってから物欲がなくなり始めました。

20代の頃は服への異常な執着があり、毎週のように新宿ルミネに買い物に行ったり、気に入らなければ次々と買い替えたりしていたんですけどね。

しかし、この行動を10年も続けると新鮮味がなくなってしまったんですよね。

30代になると服が似合わないと感じることも多くなり、買い物意欲が減退しました。

また、物を減らした方がストレスが低いことに気づき、ミニマリスト的な行動を取るようになりました。

副業でお金を増やすことに関心が移っていったのも、物欲がなくなった原因かもしれません。

年齢とともに物欲がなくなる心理的な理由7つ

年齢とともに物欲がなくなる心理的な理由としては、以下のような点が挙げられます。

  • ワクワク感がなくなった
  • 必要なものが揃ってしまった
  • 冷静な判断ができるようになった
  • モノに執着しなくなった
  • モノでは満たされないことに気づいた
  • 変化を避けるようになった
  • 老後を意識するようになった

以上の点について詳しくご紹介していきますね。

ワクワク感がなくなった

社会人になると自由に使えるお金が増え、さまざまなものを購入する機会が増えます。

プチプラから高級品まで、多様な商品を手に入れることで満足感を得る経験があります。

しかし、時間が経つにつれ、買い物へのワクワク感が減退し、最終的には買い物そのものへの興味が薄れていくことがあります。

必要なものが揃ってしまった

若い時期は、まだ多くを所有していないため、数多くの欲しいものがあるのは普通のことです。

しかし、年齢と共に、過去に満たされた物欲の結果として、ほとんどの必需品や欲しい物が手に入っています。

これは「年を取ると物欲が減る」理由の一つと言えます。

冷静な判断ができるようになった

以前は、何か気に入ったものを見つけると直ぐに購入する傾向がありましたが、年齢とともにその行動に対する満足度は減少しました。

今では、何か欲しいと感じても、すぐに購入するのではなく、数日から1週間考える時間を持ちます。

その結果、ほとんどのものは実際には必要ないと感じるようになり、本当に必要だと思うものだけを選んで購入するようになりました。

モノに執着しなくなった

年齢を重ねるにつれて物欲が減少するのは、人生に対する広い視野と柔軟な考え方が影響しています。

若いころの「理想に対するこだわり」から、経験を通じて「違う価値観への理解と受け入れ」へと変化します。

この過程で、自己受容が増し、幸福感が高まります。

感情をコントロールする能力が高まると、「現状に満足する」という心境に達し、結果的に物欲が自然と減っていくのです。

モノでは満たされないことに気づいた

買い物で得られる一時的な満足感は、永続的な幸福にはつながりません。

歳を重ねるにつれて、物欲を満たしても真の幸せにはなれないことに多くの人が気づきます。

衝動的な買い物や依存症に陥りやすい人々も、物を手に入れたとしても根本的な不安やストレスが解消されないことを理解し始め、その結果、物欲が次第に減少する傾向があります。

変化を避けるようになった

年を重ねるにつれて、新しい物を購入し生活を変えるのが面倒になり、現状維持の方が楽に感じるようになることが、物欲がなくなる理由の一つです。

「高機能の家電を買っても慣れるまで時間がかかるから面倒」と感じることもあり、長年使い慣れたもので十分だと考えることが増えます。

これは心の老化の一面を示しているかもしれませんが、多くの人が歳を取るにつれて感じることです。

老後を意識するようになった

年齢とともに「老後」への意識が高まり、それが物欲減少の原因の一つとなっているかもしれません。

以前は物欲を満たすためにお金を使っていたが、現在は将来の安定した老後のために貯金を優先する考え方が強くなり、物を購入する回数が大幅に減少しました。

年齢とともに欲しくなるものは?

年齢を重ねるにつれ、物欲よりも健康や安定した生活、自由、そして時間の価値をより感じるようになります。

若い頃にはあまり気にならなかった健康が、年を取るとより重要なものとして認識されるようになり、安らかな老後への願望も高まります。

また、経済的な自由が時間の自由をもたらすという認識も深まります。

物質的なものではなく、これらの価値あるものが、真の幸せを感じる源泉として重要視されるようになるのです。

まとめ

以上、物欲がなくなる年齢についてご紹介しました。

物欲がなくなる年齢は人により異なりますが、30代頃から必要なものが揃い、買い物への刺激が減少することで物欲が徐々に減っていく傾向があります。

これは物質的な幸福から精神的な幸福への移り変わりと捉えれば、年を重ねることに対してもポジティブな見方ができるのではないでしょうか。

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