韓国の食文化には多彩なパンがありますが、その中でも「そぼろパン」は特別な位置を占めています。
日本のメロンパンに似た外見で、甘くてザクザクした食感が魅力のこのパンは、日本では一時期影を潜めていましたが、最近韓国の文化とともに再び日本でも注目を集めています。
この記事では、そぼろパンの起源、日本で認知された理由、食べられる場所についてご紹介していきます。
韓国の「そぼろパン」とは?
韓国の「そぼろパン」とは、日本のメロンパンに似た外見をしている、韓国の代表的な菓子パンのことです。
表面にクッキー生地がのせられており、独特のザクザクとした食感と甘さが特徴ですが、甘辛い味ではありません。
韓国の定番の菓子パンと言えば「そぼろパン」。メロンパンに似ているけど、どこか違う。ピーナッツの風味がして表面サクサクで優しい甘さ。ぜひ一度は食べてみてほしいパンです。他にもマンモスパンやクァベギなどおいしいものがたくさんあるよ。韓国でパン屋を見つけたらぜひ覗いてみてください。 pic.twitter.com/xKegjzL48e
— さば (@sabanofood) January 31, 2023
韓国そぼろパンの起源
そぼろパンは、昔日本でも販売されていたのです。
例えば、福島県須賀川市にあるパン工房ふるかわでは、昔ながらの復刻版そぼろパンが販売されています。
日本では時代と共に影を潜めましたが、韓国に渡ったそぼろパンは幅広い層に受け入れられ、国民的な菓子パンとして定着しています。
「そぼろ」という言葉は日本語の「そぼろ」と同じ発音を持ち、名前の由来になっているとされています。
ちなみに、韓国人に「そぼろ」と言うと通じないみたいです。
そぼろ弁当のせて소포로 도시락って載せたら、そぼろって何?って聞かれたからあとで返信しようと思うんだけど、そぼろパンって韓国にあるけど、そぼろはないんだ…
— ぽん봄 (@3tanuki6491) April 9, 2024
韓国のそぼろパンが日本で再認知された理由
世界的に有名なK-POPグループ、BTS(防弾少年団)が出演するある番組での伝言ゲームにおいて「ソボロパン」がお題として出されたことが、日本での再認知のきっかけとなりました。
これはファンの間で話題を呼び、「ソボロってあの日本のそぼろ?」という疑問を生み出しました。
最近では、東京の新大久保にそぼろパンを提供する店舗がオープンし、人気を集めています。
日本で韓国のそぼろパンが食べられる場所
東京の新大久保にある「大久堂(OKUDO)」では、韓国スタイルのそぼろパンを購入することができます。
大久堂は、2024/1/25にオープンした韓国の済州島(チェジュ島)をコンセプトにしたカフェです。
チーズがとろ〜りと伸びるそぼろパンは、とっても韓国らしいですね。
1/25にオープンしたカフェに来て見ました!
— yuki⑅︎◡̈︎* (@jimin1013_0711) January 27, 2024
『大久堂』in:新大久保(ソウルタウン横)
"済州島スタイルのベーカリー型カフェ"がコンセプトみたいです🫣
*そぼろパン(ピーナッツ白あん)
*アメリカーノ(HOT) pic.twitter.com/mP4pu7dqgB
新大久保に、
— ハナタレ@韓国グルメブロガー (@hanatare_korea) February 2, 2024
チェジュ島スタイルのベーカリーカフェ
OKUDO(大久堂)がオープン!
近々情報番組などメディアに登場するであろう
そぼろパン!
(ブラックココアチーズ)
パンのガリガリ食感とミルキーなチーズ。
想像より味がイケてた😳✨
これはまた買いに行く。 pic.twitter.com/Vf6rwXeW6K
住所 | 〒169-0073 東京都新宿区百人町2丁目2−9 |
TEL | 0366944712 |
営業時間 | 11:00〜22:00 |
予約可否 | 予約不可 |
https://www.instagram.com/okudo_shinokubo/ |
※執筆時点の情報です。ご来店前に最新情報をご確認ください。
韓国そぼろパンまとめ
以上、韓国のそぼろパンについてご紹介しました。