子供が生まれて自由に旅行に行けなくなる前に、「旅行に行っておきたい」「夫婦二人の思い出作りがしたい」と思っている方は多いですよね。
妊娠中の不安な時期だからこそ、
- マタニティ旅行ではみんなどこに行っているの?
- みんなどんなホテル・旅館に宿泊したの?
下調べはしっかりしたいですよね。
そこでこの記事では、マタニティ旅行で妊婦さんはどこに行ったのかについて調査してみました。
妊娠中の旅行で実際に宿泊したホテルについてもアンケートで聞いてみましたので、その結果もご紹介していきますね。
マタニティ旅行はどこに行った?旅行先を選ぶ条件は?
マタニティ旅行を楽しみたい妊婦さんにとって、どこに行くかは悩むところですよね。
SNSや実際に行ったアンケート結果から、マタニティ旅行は妊娠中の体調や安全性を考慮して、自宅から車で1〜2時間程度の温泉旅行に行っている方が多いことがわかりました。
具体的には、以下のような条件を満たす旅行先を選ぶ方が多かったですよ。
マタニティ旅行の条件
- 自宅から近くてアクセスしやすい場所
- 客室露天風呂や貸切露天風呂など、人目を気にせずリラックスできる宿泊施設
- マタニティ用の食事メニューやバイキングなど、食事の選択肢が豊富な宿泊施設
- 近場の観光施設が充実している、あるいは宿泊施設施設内が充実しているところ
お腹が大きくなると大浴場に入るのが恥ずかしかったり大変だったりするので、人目を気にせずゆっくりできる客室露天風呂や貸切露天風呂がある宿泊施設を好んで選ぶ方が多かったです。
また、お腹が重たくて移動が大変なので、近くに観光スポットがあったり、施設内が充実してる宿泊先を選ぶのもポイントです。
そして、
- つわりで食べられるものが限られる
- つわりが終わると好きなものを食べたくなる
といったこともあり、自分が食べられるものを自由に選べるバイキングを選ぶ方も多くいらっしゃいましたよ。
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— こささ🌻1y (@ysasasa_baby) April 6, 2022
こないだ近場にマタニティ旅行へ🤰
無理かなあと思ってたから温泉入って美味しいもの食べられて嬉しかった〜☺️
浴衣姿は本物のお相撲さんだったけど🤣今度は3人で来たいねえ〜って話しながらゆっくり過ごせていい思い出🥰 pic.twitter.com/NKTz68m0YE
次の章では、実際にみなさんがマタニティ旅行で宿泊したホテル・旅館をご紹介していきます。
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妊娠中の旅行でみんなが宿泊したホテルや旅館をご紹介!
ここからは、クラウドワークで集まったアンケートを元に、実際に妊婦さんが宿泊したホテル・旅館をエリアごとにご紹介していきます。
全国展開している旅館・ホテルもありますし、アンケート結果は宿泊先を選ぶ際の参考にもなりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
北海道エリア
ラビスタ函館ベイ ANNEX(共立リゾート)
ラビスタ函館ベイANNEXは、函館ベイエリアに位置するホテルです。2023年5月にグランドオープンしました。
上階に位置する大浴場からは、世界三大夜景にも数えられる美しい函館山の夜景を楽しむことができます。
また、ラビスタ箱館ベイは、7年連続で「朝食の美味しいホテル」として、北海道内で1位に選ばれています。
つわりが終わって食事を楽しみたい妊婦さんは期待できますね。
10代女性
新婚旅行で旅行会社のおすすめで選んだホテルです。
高級感とレトロな雰囲気があり、入った瞬間から心地よい気持ちになりました。周囲にはたくさんの観光施設があり、お腹の大きな妊婦さんでも観光を楽しむことができます。そして朝食は、自分の好みで選べる豪華なバイキングで大満足でした。
貸切風呂も3ヶ所あるので「お腹が大きくて恥ずかしい…」という方でも人目を気にせず温泉を楽しめますね。
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東北エリア
鳴子温泉 湯元吉祥(共立リゾート)
鳴子温泉 湯元吉祥は、宮城県大崎市に位置するホテルです。鳴子温泉駅から徒歩7分と好立地なのもいいですね。
日本一の種類を誇る豊富な泉質の温泉を楽しむことができます。また、地元の山と海の多彩な味覚も味わえます。
四季折々の美しい景色が広がる和室中心の客室では、のんびりとした時間を過ごすことができますよ。
20代女性
妊娠中でも安心な貸切風呂があることと、私も旦那も食べ放題ブッフェが大好きなのでその点も考慮して選びました。
ロビーには無料で飲めるコーヒーや紅茶が用意されていていました。カフェインレスの紅茶やハーブティーも用意されていて、妊婦さんにもうれしいポイントでした!
チェックアウト時に「安産祈願のお守りをもらいました」という口コミもあり、妊婦さんへの心遣いが感じられました。
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南関東エリア
箱根ホテル小涌園(ユネッサン)
箱根ホテル小涌園は、神奈川県箱根町に位置する藤田観光グループのリゾートホテルです。2023年7月12日に新しく生まれ変わりました。
日帰り温泉施設であるユネッサンと連携し、箱根温泉の体験を楽しむエンターテイメントな癒しの時間を提供してくれていますよ。
20代女性
私自身、熱い温泉は苦手なので、リラックスできる温泉よりも楽しい体験ができる温泉施設に行くことにしました。また、これが最後の機会と思い、旦那と一緒に水着で遊ぶことにしました。
施設内にはさまざまな種類のお風呂(スパ)があり、温度も快適で、水着を着ていても寒さを感じることなく、楽しく過ごすことができました。
食事も美味しく、交通の利便性が高く、身体への負担も少なかったです。宿泊施設は山の中にあるため、リフレッシュするにも最適な環境でした。
移動も少なめですし、室内の温度管理もされているので、ちょっと遊びたい妊婦さんには良さそうですね。
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水の音(共立リゾート)
水の音は、箱根の小涌谷に位置するリゾートホテルです。
小涌谷温泉と宮ノ下温泉という2つの異なる泉質を楽しむことができ、総計13種類の湯船をお楽しみいただけます。
貸切風呂や客室露天風呂も用意されている上、マタニティプランがある温泉施設ですので妊婦さんでも安心ですね。
40代女性
安定期に入ってから温泉に行きたくなり、近場の温泉宿を探しました。アクティブに動き回るよりも旅館の中でゆっくりと過ごせることを優先しました。
静かで清潔感のある旅館で、素晴らしいお風呂と料理を楽しむことができました。また、貸切風呂も利用させていただきました。当初の計画通り、旅館の中心でゆったりと過ごすことができて良かったです。
私が妊婦であることを伝えたこともあり、スタッフの方々も気を遣ってくれて、その配慮がとてもありがたかったです。
マタニティプランであればお料理の相談も遠慮なくできるので、妊婦さんでも安心して宿泊できそうですね。
北関東エリア
ホテル鷺乃湯
ホテル鷺乃湯は、長野県の美しい諏訪湖のほとりに佇む、歴史と伝統が息づく素敵なホテルです。
上諏訪温泉の自家源泉を引いており、内湯や露天風呂、足湯など、多彩な温泉を心ゆくまで楽しむことができます。
信州の四季折々の旬の素材を活かしたお料理を堪能できるのも楽しみの一つですね。
マタニティプランのある温泉施設ですので、ゆったりとしたひとときを求める妊婦さんにぴったりの場所です。
30代女性
住んでいる場所から1時間半ほどの距離で行ける便利な場所を選びました。客室に付いた露天風呂があり、妊娠中でも周りを気にせずに、自分の好きな時間にお風呂に入ることができるのも魅力でした。
窓の外に広がる諏訪湖の美しい景色がとてもきれいでした。
夕食は部屋食でお刺身などの生ものも提供されないため、安心して食事を楽しむことができました。
抱き枕や空気清浄機、高座椅子の貸し出しサービスもあるとのことなので、妊婦さんでも快適に過ごせそうですね。
東海エリア
養老温泉 滝元館 遊季の里
養老温泉 滝元館 遊季の里は、岐阜県の山あいに佇む静かなお宿です。養老の滝に近く、美しい濃尾平野を一望できる客室が自慢のひとつです。
宿の客室は全11室。そのうちの8室は田園風景や夜景を楽しむことができる露天風呂を備えています。
新鮮な地元の食材を活かした和食や、こだわりのA5飛騨牛など、舌も喜ぶ逸品を味わえるのも楽しみですね。
都会の喧騒を離れて「ただ何もしない」贅沢を楽しんでみてはいかがでしょうか。
20代女性
1日に数組しか予約を受け入れない宿で、宿泊客が少なく客室に露天風呂が完備されているという点から、妊娠中でも安心して訪れることができると感じ、こちらの宿を選びました。
妊娠中の旅行は少し不安もありましたが、滞在先のこの宿で素晴らしい時間を過ごすことができました。
スタッフの方々が食事や浴衣など細やかな配慮をしてくださり、広々とした客室ではゆったりとくつろぐことができたことで、とても素晴らしい旅行となりました。
小さな旅館ならではのサービスが行き届いているところが、妊婦さんにとって安心のポイントですね。
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近畿エリア
加里屋旅館Q
加里屋旅館Qは、兵庫県にある赤穂御崎温泉の古民家をリノベーションした素敵な宿です。建物は明治や大正期に建てられ、その歴史的価値を感じることができます。
こちらの宿には5室の客室があり、それぞれが独自の個性を持っています。マタニティプランも用意されているので、心地よい滞在が期待できます。
朝食と夕食は、地元の食材を活かした料理を楽しむことができます。
観光スポットにも近く、赤穂城跡や赤穂大石神社など、歴史的な名所を訪れるのにも便利ですよ。
20代女性
近場でマタニティプランがあり、リノベーションの特別な雰囲気に魅了されこちらを選びました。
客室は個性的でとても広く、2人で泊まるにはもったいないほどでした。お風呂もひのきで作られており、夜と朝の2回も入浴してしまうほどの贅沢な時間を過ごすことができました。
マタニティならではの配慮も感じられ、抱き枕やノンカフェインのドリンクが用意されていたり、生ものやアルコールに配慮していただき、大変満足のいく食事を楽しむことができました。
子供が生まれる前だからこそ静かな雰囲気を楽しむというのは、マタ旅ならではの選択肢ですよね。
九州エリア
松島温泉 海のやすらぎ ホテル竜宮
ホテル竜宮は、まさに竜宮城のような天草の美しい海が目の前に広がるホテルです。
展望露天風呂からは、きらきら輝く海と島々が一望でき、お部屋からも海を感じられます。朝日や夕日、満月の夜には、海がさまざまな表情を見せてくれます。
食事も素晴らしく、天草の新鮮な海の幸がテーブルを彩ります。特に「天草大王」と呼ばれる幻の地鶏も堪能できますよ。
20代女性
ちょっぴり贅沢な価格ですが、その価値は十分にありました。
大人の雰囲気の部屋には、素敵なオーシャンビューの露天風呂が。食事はこれまでの宿泊先で一番で、妊娠中でも安心の煮魚のメニューが用意されていました。
夜は、館内にある足湯BARでジュースを飲みながら、大人の雰囲気を楽しむことができました。
子供との旅行ではなかなかできないような特別な体験ができて、本当に思い出になりました。
海で遊ぶのは不安だけど、「海を感じたい」「新鮮な海の幸を堪能したい」「大人の雰囲気を味わいたい」という方にとっては最高のホテルですね。
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SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)
城山ホテル鹿児島は、その立地から鹿児島のシンボルである桜島と錦江湾の絶景を堪能できるホテルです。
標高108mの高台、城山に建っているため、鹿児島市街地も一望できます。
城山ホテル鹿児島は、レストランが多いのも魅力の一つです。鹿児島産の食材を使った日本料理から、フランス料理やイタリア料理、さらには広東料理まで楽しむことができますよ。
20代女性
期待通りの素敵な時間を過ごせました。部屋からは桜島の美しい景色が広がっていて心が和みました。
露天風呂はお腹の子のことを考慮して長湯は避けましたが、それでも桜島を見ながらゆっくりと温まることができました。
これからママになると、ゆっくり朝食を楽しんだり、露天風呂でリラックスすることが難しくなるので、この旅は特別な癒しの時間となりました。
鹿児島の「美しい景色」「美しい料理」「一流のサービス」。このホテルに来れば鹿児島の「美」を体感できること間違いなしですね。
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沖縄エリア
ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート
ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾートは、沖縄の美しい海を目の前に楽しむことができるホテルです。
恩納村のタイガービーチに直結しており、全室がオーシャンビューであるため、客室や展望露天温泉から青く輝く海を堪能できます。
ホテルモントレ沖縄は「絵のように美しい行楽地」を目指していて、思わず記念写真を撮りたくなるような空間もたくさんあるんですよ。
さらに、レストランの種類が多いのも魅力。ビュッフェやフレンチ、スイーツ、カフェなど、沖縄の海・空・潮風・太陽を感じながらお料理を楽しむことができますよ。
20代女性
つわりがある状態での旅行は少し不安でしたが、朝のバイキングが本当に救いでした。和食から洋食、中華、そして沖縄特有のお料理まで、選ぶ楽しみがたくさんありました。
さらに、マリンアクティビティで妊娠中であることを伝えたら、スタッフさんが配慮してくれて、浅瀬で風景を楽しむ程度で遊ばせてくれました。
そのおかげで、この旅は本当に素敵な思い出になりました。
沖縄の美しい景色と映える空間を楽しみたい方はこちらのホテルが良さそうですね。
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マタニティ旅行はいつからいつまでOK?
妊娠中の旅行は安定期の妊娠16週(妊娠5ヶ月)〜28週(妊娠8ヶ月)までの間ならOKというのが一般的な解釈です。
しかし、妊娠中期に入ったら無条件で旅行へ行って良いというわけではありません。
妊娠には個人差があり、安定期でも旅行を控える必要がある場合もあります。
医師によって安定期の時期が異なったりもしますので、必ずかかりつけ医に相談し体調管理には十分注意してくださいね。
マタニティ旅行で後悔したことは?
マタニティ旅行は、赤ちゃんが生まれる前の記念やリフレッシュにもなりますが、後悔したという声も少なくありません。
- 旅行先で体調が悪くなり病院に運ばれた
- 旅行中に流産という悲しい結果になった
- 旅行先で食事が食べられなかった
- 旅行先で周囲の理解が得られなかった
安定期に入っていたのに、飛行機で吐いたとか胸焼けがして食事が食べられなかったという話はよく聞きますし、必ずしも周りが妊婦に配慮してくれるとも限らないんですよね。
マタニティ旅行は思い通りにいかないことが多いですので、事前に医師の許可を得たり、旅行先の情報をしっかり調べて余裕を持って行動することが大切です。
自分の体調や赤ちゃんの安全を第一に考え「せっかくの旅行だから…」と無理はしないようにしてくださいね。
妊娠中の旅行でおすすめしない場所は?
マタニティ旅行で、海外を旅行するのはリスクが高いのでおすすめできません。
- 日本と海外の医療制度の違い
- 食事や水道水の衛生面の不安
- 時差や気候の変化によるストレス
- 文化や習慣の違いによるトラブル
国内旅行と比較すると、さまざまなリスクが格段に高まる可能性があります。
事実かはわかりませんが、海外旅行で早産してとんでもなく高額な医療費がかかったという話もあります。
ハワイに遊びに行った夫婦の奥さんが産気づいて出産したんだけど、出産は保険適用外で全額自腹。とんでもない額の借金生活が始まったって話あるけど、ほんと怖いわね🙄
— たらぴっぴ(((🐣)))/首都(埼玉) (@saws_skmdrt) April 7, 2023
「子供が生まれたら行けなくなる…」という気持ちもわからなくはないのですが、母子の安全を考えるなら、近場の温泉旅行程度に留めることをおすすめします。
まとめ
以上、マタニティ旅行についてご紹介しました。
マタニティ旅行は、自宅からアクセスの良い近場の温泉旅行がおすすめです。
マタニティプランのあるホテル・旅館であれば、安心して宿泊することができると思いますので、ぜひ探してみてくださいね。